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お花見の宴会で二日酔い対策!漢方で乗り切るおすすめセット

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甲府の桜の名所の1つに、舞鶴公園が挙げられます。毎年多くのお花見客でにぎわいます。

下記画像をご確認いただければ一目瞭然ですが、当薬局は舞鶴公園の目の前にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春になると皆様、

「桜を眺めながら仕事できてうらやましい」

と言ってくれます。

 

お花見の時期は、昼間からお酒を飲む方も多く、舞鶴城隣の当薬局に、二日酔い防止の薬を求めて立ち寄られる方もいらっしゃいます。

さて、二日酔いで有名な漢方薬と言えば「五苓散」があります。

 

五苓散

  • 喉が渇いて、頻繁に冷水を飲む方
  • 小便の出が悪く、めまいやむくみがある方
  • 嘔吐や下痢がある方

 

五苓散は、余分な水分を利尿させることによって、二日酔いを改善する漢方薬です。

しかし、口喝がない方が服用しても、効果がわかりにくいので、

「五苓散は効かない」イコール「漢方薬は効かない」

と、発展して考えてしまう方も結構いらっしゃいます。

 

 

私も大学時代、まだ中医学を勉強する前のことですが、「二日酔いには五苓散」というのを聞き、試したことがありました。

でもあまり効かなかったのを覚えています。

きっと口喝がなかったからではないかと今では分かります。

 

 

 

 

1回で効果を実感していただくために、当薬局では「宴会セット」として、一人一人の二日酔いのタイプに応じて、数種類の漢方薬を組み合わせて処方したものを、お手軽価格で販売しています。

 

「宴会セット」の主な内容

夢三七

田七人参の最高級品です。明の時代の「本草綱目」に、田七人参は血液に関する全ての病気を改善すると述べられていますが、「肝」全般に効果があります。

 

木鶏丹(モッケイタン)

カワラタケ(雲芝)とマンシュウグルミの樹皮エキスの配合で「肝」に効果があります。

 

晶三仙(ショウサンセン)

山査子・麦芽・神麹が、消化液の分泌を促進する働きがあるため、消化器内の食物の停滞を防ぎます。

 

加味平胃散

暴飲暴食により、胃内に飲食物が停滞して消化が追い付かず、消化不良になった状態によく効きます。

 

藿香正気散(カッコウショウキサン)

冷たい飲食物の取りすぎで、胃腸が機能障害を起こしている時の風邪、暑気あたりによく効きます。


 

以上、主に5種類の漢方薬に、五苓散を加えた6種の中から、症状や原因に合わせて2~3種類を服用していただくと、1回で驚くほど効き目がわかります。

ただし宴会セットは二日酔いの予防薬ではありません。事前の服用はお控えください。

 

 

当店での症例

◎40代男性

「今日は飲みすぎちゃって、明日仕事に行けるかな。何か良い薬はないですか?」

と薬局に立ち寄られ、宴会セットをご購入

次の日にも来局され

「あの薬はよく効いたからまた買いに来た。いつもは二日酔いでどうにもならないはずなのに。あさっても飲み会だから、またもらっていくよ」

とのこと。

飲みすぎないよう注意してくださいとお伝えして、またもう1セットお渡ししました。

 

宴会セットは1回服用すると「びっくりするくらい効いた」と、続けて買いにいらっしゃる方が多いです。

 

二日酔いにならないために飲みすぎないのが1番ですが、

・何かを食べながら飲む

・水分をとる

など心がけながら、お開きの時に、宴会セットをお試しください。

 

この時期しか楽しめない美しい桜の下、漢方で二日酔いを気にせずに、お花見をお楽しみください。

春爛漫の舞鶴公園での桜を楽しんだ時には、当薬局にもお立ち寄りください。

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この記事の執筆者

新海薬局

薬剤師 丹沢 仁美
Hitomi Tanzawa

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