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春の5K

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春の5Kとは・・・?

花粉
黄砂
強風
乾燥
寒暖差

Kがつく春の5つの特徴が春の5Kです。

スギヒノキ花粉の飛散に黄砂がプラスされ、風が強く吹き、空気の乾燥も著しく、また、三寒四温は日毎だけではなく、朝夕は冷えるが日中は暖かい、といったように一日の寒暖差が20℃以上になる事もありますね。

季節の変わり目は、特に呼吸系疾患をおもちの方、免疫系が整っていない方にとって注意が必要です。

しっかり予防・対策をしていきましょう。

 

黄砂、花粉、PM2.5

春の5K★新海薬局黄砂や花粉、PM2.5を体内に極力いれないようにするには、マスクが欠かせません。

目的に合わせた様々な機能性マスクも良いですが、ウイルスの影響で入手が難しい場合には、例えばガーゼや綿布などの手作りマスクも良いです。鼻からあごまでしっかりカバーしましょう。

また、洗濯物を取り込む時には、よくはらってから、外出から帰ったら玄関でジャケットやコートを脱いではたく、など、室内に出来るだけ持ち込まないようにする事も大切です。

加湿も忘れずにしっかり行いましょう。

加湿機能付き空気洗浄機などもあります。花粉予防の場合は、上から下へ落ちる花粉をキャッチ除去できるよう、玄関や部屋に入ってすぐのところに設置すると良いそうです。

 

鼻呼吸のススメ

鼻は匂いを嗅ぐ器官ですが、同時に外邪から身を守る役割を担い、一次防衛システムのひとつでもあります。

鼻の中には、ウイルスや細菌をとらえて殺菌するためのリゾチームやラクトフェリンといった成分の含まれた粘液があり、またIgAという抗体が微生物をだんご状にして体内に侵入させないよう働いています。

口にはこのような機能はありませんから、口で呼吸をすると、冷たい乾燥した空気、ウイルスや細菌が除去されていない状態の空気がそのまま体内に入りこんできます。

鼻は本当に素晴らしい機能を有しています。

口呼吸かな?と思われる方は、意識して鼻で呼吸をするようにしてみましょう。

 

呼吸器系疾患や免疫力が弱い方

呼吸器系疾患をおもちの方、花粉症やアレルギー性鼻炎、アレルギー疾患に悩まされる方、免疫力は意識して整えていきましょう。

漢方薬では、今ある症状に対応する=標治(ひょうち)と、もともとの原因に対応する=根治(こんち)を平行して行う事によって完全対応を目指します。

喘息やアレルギー疾患は古くからある疾患ですので、たくさんの処方の中から、貴方にピッタリのものをお選びいたします。

その為には、直接お会いしてお話しを伺う事が重要です。

自己判断は誤った選択のもととなりますので、どうぞお気軽に新海薬局へご相談にいらしてください。

 

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この記事の執筆者

新海薬局

薬剤師 丹沢 仁美
Hitomi Tanzawa

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