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祖父母に贈る健康習慣。敬老の日に選ばれる漢方「瓊玉膏」とは

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一昔前の9月と言えば、残暑も落ち着き、朝夕の風に秋の気配を感じたものでした。

近くの小学校からは運動会の練習の声が聞こえ、実りの秋を迎える気持ちにもなりました。

 

さて、今年の敬老の日は9月15日です。

敬老の日が近くなると、毎年

「祖父母が、いつまでも健康でいられる、漢方薬ってありますか?」

と相談に来る方が何人もいらっしゃいます。

 

まず祖父母さんのお写真を拝見し、健康状態などを伺います。

そして健康維持の漢方薬として皆様によくお求めいただき、大変好評なのが「瓊玉膏(けいぎょくこう)」です。

 

現在92歳の女性の方ですが、20年程前に息子さんが、いつまでも健康でいてほしいと、敬老の日に「瓊玉膏」をプレゼントしました。

当時は1200円くらいのお試しサイズがありました。そのお試しサイズでも、喉に潤いが出てきて効果を実感したそうです。

そんなことから段々大きいサイズをお求めになり、飲み忘れる日もあるけれど、細く長く今でも続けて飲んでいます。

うっかり何日も飲み忘れると、肌がガサガサしたり、便秘になったりするので、慌てて飲むそうです。

 

うちの薬局で、90歳以上で自宅で健康に暮らしているほとんどの方は、「瓊玉膏」を続けていらっしゃいます。

先日97歳のおばあちゃんは

「私は皆に悪くてもう長生きしたくないから、瓊玉膏は止める」

と冗談を言っていました。

 

また、98歳のご夫婦は

「二人でどうにかこうにかやっていられるのは、瓊玉膏のおかげ」

と話していました。

 

「瓊玉膏」とは

そもそも「瓊玉膏」は、中国の皇帝の不老長寿を願う至宝の薬の意味で命名されています。

つまり「天寿の尽きる瞬間まで元気でいる」ことを目的とした滋養滋潤薬です。

池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」のモデルで知られる長谷川平蔵は、時の将軍徳川家斉より、「瓊玉膏」を授けられたと伝えられています。

また、日中国交回復の時に、友好の証しとして、日本の首相に渡されたお土産は、最上級の中国酒と瓊玉膏と言われています。

 

中国の宋時代の文献に「瓊玉膏」は、老化を防ぐ、アンチエイジングの効果があると述べられています。

 

 

◎「洪氏集験方」より

填精補髄;生命活動が盛んになる

腸化為筋;筋肉骨格を形造る

萬神具足;心身充実

五臓盈溢;五臓が盛んになる

髄實血満;栄養が行き渡る

髪白変黒:抜け毛・白髪になりにくい

返老還童;老化を防ぎ、心身若返る

行如奔馬;動作が馬のように活発になる

日進数食:胃腸の働きが良くなる

 

「瓊玉膏」は、サプリメントや健康食品ではなく、効果を認められた医薬品の漢方薬です。

自己回復力や免疫力を高め、時間をかけて病気になりにくい身体を作りあげます。

 

5年.10年先も健康でいられるためにぜひ、お試しください。

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この記事の執筆者

新海薬局

薬剤師 丹沢 仁美
Hitomi Tanzawa

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