ストレスに対処して上手に妊活を
- 不妊の悩み
前回、「ストレスが体に悪い影響を与える。不妊治療には、ストレスをためないことが大切」という話をしました。
でも、「なかなかストレスを解消できない」という声も多いです。
また、「自分はあまりストレスを感じない」と言っているのですが、実はストレスを感じているという「隠れストレス」の方もいます。
ストレス対処法
1.プラス思考を心がける
不妊治療は時間がかかります。
一般的に病院での不妊治療は「2年」と言われています。
「徐々に妊娠できる体を作っていこう」とプラス思考で取り組みましょう。
2.ストレスに漢方を
「プラス思考」を心がけていても、思わぬことでストレスが降りかかってくることがあります。
そこで大切なのがストレスに負けない体作りです。
ストレスによく使われる漢方に「逍遥丸」があります。
…「逍遥(しょうよう)」は「気ままに悠々と散歩する」という意味があり、今でいう「悠々自適、リラックス」に相当します。
精神不安による月経トラブル、更年期障害などにも使われています。
不妊治療では、体がストレスの影響を受けやすい排卵日2から3日前から2週間ほどにわたり使うことが多いです。
そのほかにも様々な漢方薬があります。
漢方は人それぞれ合うものが違います。
体質、症状等によって使い分けるからです。
体に合うものだと、体全体の働きがよくなってくるので、
「不妊で漢方をのんだら皮膚がきれいになった」
「便秘がよくなった」
「風邪をひかなくなった」など、
思わぬ効果に驚く方が多いです。
ストレスを上手に取り払い、体調を整えるために、漢方も上手に取り入れてみたらいかがでしょう。