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熱中症に要注意!自宅でも起こる熱中症の実例と予防法

  • その他の症状

昨年8月末の暑い盛り、90歳になる一人暮らしのおばあさんから、お電話がありました。
この方は、入浴後、汗が引かず疲れやすいというので麦味参顆粒を常用していました。

「麦味参顆粒を、ここ2~3日飲まなかった。そのせいで体調が悪く、起きるとふらつき転んでしまう。吐いてしまうし、下痢もしている。冷蔵庫の中にあった古い物を、食べたのかもしれない。今は何も食べられず、水ばかり吐く。先程から息切れもしてきたので、麦味参顆粒をのんだら、呼吸は楽になった。娘が今、お昼御飯用に焼きそばとお茶を買って持ってきたが、食欲がないので食べていない。とりあえず、麦味参顆粒を持ってきてほしい」

とのことでした。

 

麦味参顆粒

暑熱の環境での発汗過多や、激しい下痢・嘔吐による脱水、脱水に伴う息切れや動悸などの症状を緩和します。
汗をかきすぎると、エネルギ-も消耗してしまいます。そしてだるさや息切れなどの体調不良につながることがあるため、発汗時によく服用される、熱中症予防の漢方薬です。

麦味参顆粒について詳しくはこちらから

 

娘さんにお電話を代わっていただき、次のことをお伝えしました。

  • まだ吐き気や下痢があることから、消化が悪い焼きそばは控える
  • お茶は利尿作用があるので控え、ミネラルウオーターを、少しずつ飲ませる

 

その後、麦味参顆粒をお届けに伺いました。午前中より少し良くなったので、娘さんには帰ってもらったそうです。
ご本人は、扇風機だけの居間に、厚めの布団を掛けて寝転んでいました。
室内が暑かったので、伺ったところ、エアコンは、暑いときには入れるけれど、今はそれ程暑くない。夜寝るときは、エアコンは消して、扇風機を一晩中つけているとのことでした。

 

最初、お電話でお話を伺ったときは、食あたりかと考えていました。
しかし、訪問して直接お話を聞き「扇風機の風に長時間当たっていたことによる体調不良」ではないかと思いました。
今も、眩暈で座ることもできない様子で、自力でこまめな水分補給はできそうもありませんでした。

扇風機に長時間当たり続けていると体表面から、汗と体温が奪われ、脱水症状や低体温症状を起こす可能性があります。

この方の場合、エアコンも入れず、布団にくるまり、低体温状態にあるようでした。また、かなり激しい嘔吐や下痢もあるとのことから、脱水症状もあると判断しました。
至急病院を受診するよう勧めましたが、本人は、すぐ治るからと、とても嫌がりました。何とか承諾してもらい、娘さんにも連絡をとりました。おばあさんは、娘さんと救急車で病院に向かい、そのまま入院することとなりました。3日後に退院され、熱中症と言われたと話していました。退院後もふらつきは、1週間ほど続いたそうです。

 

昔はよく、外に出るときは帽子をかぶらないと日射病になると言われていましたが、今は日射病という単語が使われなくなりました。熱中症は戸外だけでなく、住み慣れた自宅の中でも発症するからです。
この暑い時期の体調不良は、まず熱中症を疑って対処するのが良いと思います。
室内の温度管理はどうなっているか、エアコンを使用して適温を保っているか、さらに、こまめな水分補給をしているかなどチェックしてください。

特に夏場、お風呂やサウナに入ると疲れるという方は汗と共に体力を消耗しやすく、熱中症になりやすい傾向があります。
熱中症予防に「麦味参顆粒」をお勧めします。酷暑の季節に是非常備しておいてほしい漢方です。

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この記事の執筆者

新海薬局

薬剤師 丹沢 仁美
Hitomi Tanzawa

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