お悩み別漢方

年の瀬の焦り、なぜかソワソワする 師走の忙しさで乱れる心を整える漢方

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11月の初めに、親戚の結婚式に出席しました。

 

その日は天候にも恵まれ、招待客1人1人に気を配って頂いた、気持ちの良い結婚式でした。

私事で大変恐縮ですが、私はバブル期の12月の半ばに結婚式を挙げました。

今考えてみても、慌ただしい12月に結婚式だなんて、出席していただいた皆様に申し訳なかったと反省しております。

 

師走になると、何かやり残したことが沢山あるような気分になり、ソワソワ落ち着かなくなりませんか。

私の場合、こういう時には食事をよく噛まずに飲み込んでしまって、食べるスピードがいつもより速くなってしまいます。

当然食事量も多くなりがちで、体重増加しやすいのでソワソワ感を抑えるために「逍遥散」を飲む機会が多くなります。

 

「逍遥」とは

気ままに散歩し自由自在な人生観を表す言葉で、中国の戦国時代の荘子の「逍遥遊」が出典と言われています。

つまり、心身共にリラックスしている状態のことです。

心身ともにリラックスできるようになる漢方薬である「逍遥散」は師走にはもってこいの薬だと思います。

 

 

 

 

 

師走の気ぜわしい雰囲気からか、受験生を抱えた家族からのご相談が一番多いです。

 

≪ご相談1≫

 

先日、もうすぐ大学受験を控えた学生さんが、母親と一緒に見えました。

「仲良しのお友達が、推薦入学試験に落ちてしまい、自分までショックを受けてしまいました。

焦りがあるためか、勉強に身が入らないで空回りしてしまいます。

夜も夢ばかりみて、睡眠も浅い感じ。何かよい漢方薬はありませんか?」

ということでした。

そこで「敬震丹」をお勧めしました。

 

「敬震丹」

〇 麝香と牛黄が入った、「気」を巡らす漢方薬

〇 ストレス.気疲れ等により乱れてしまった自律神経を整える

 

「香りをしっかり嗅いでみて、良い香りがすると思ったら、カリカリとかじってください。

味はまずいですが、スーッとするので、深呼吸をしてください。心と頭がすっきりします」

と説明し、薬局内で服用していただいたところ

「まず香りで落ち着く。一気に飲み込んで深呼吸をしていたら、胸のつかえがとれた」

とのことでした。

 

≪ご相談2≫

昨日、浪人生のお孫さんをお持ちのおばあ様が来局しました。

 

お孫さんは昨年、模試でA判定の大学に、ことごとく落ちてしまったとのことでした。

お孫さんが

「試験が始まったら、周りの鉛筆の音やら雰囲気やらに飲み込まれて、手が震えて動かなくなった。

そこで左手で右手を抑えながら、解答した。

浪人すれば大丈夫だと思っていたけれど、この間の模試で、久々に手が固まったんだよね」

と言っていたのを聞いて、おばあ様は

「このままでは、孫は今年も実力を発揮できない」

と、とても心配になったそうです。

そこで、イライラや手の震えに効果がある「牛黄清心元」をお求めいただきました。

 

「牛黄清心元」

一発勝負の前は、交感神経が高まり、心拍数や血圧も上がりがち。不安感や身体の緊張をほぐしてくれるので、お守りと思って服用すると、リラックスした状態で、いつもの力が発揮できます。

 

もうすぐ、酷暑だった2025年も終わりに近づき、気忙しくなってきました。

受験生は本番まであと少し。

焦りで空回りしないよう、気持ちを整えていきましょう。

今回挙げた漢方薬以外にも、効果的なものは沢山あります。

 

 

一人一人に合った漢方薬をご提案します。ご相談ください。

 

今年も1年間ブログをお読みいただきありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

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この記事の執筆者

新海薬局

薬剤師 丹沢 仁美
Hitomi Tanzawa

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