花粉症
症状別相談室
・・・ 花粉症 ●お客様 対面相談●
先生!くしゃみ、鼻水がひどくて仕事になりません!
何とかしてください!
車を運転するので、眠くならない薬がいいです!お客様 辛い症状はくしゃみと鼻水ですか?
鼻水は透明で水っぽいですか?それとも粘っていますか?スタッフ 透明な時も、粘っている時もあるかなぁ・・・。
常に箱ティッシュを持ち歩いているんです。他に目のかゆみや鼻づまりなんかはどうでしょう? ひどいのは、くしゃみと鼻水だけです。 一日にどれくらい水分をとりますか?
温かい飲み物なのか、冷たい飲み物なのかも教えてください。冷たい飲み物をよく飲んでいます。どのくらいかな・・・。
仕事が終われば、ビール大缶2~3本は飲みますね。一日のトイレの回数はどれくらいでしょう? 3、4回くらい・・・?仕事が忙しくて・・・。 それでは、舌を見せてもらってもよいでしょうか?
ここに鏡がありますので、お客様の舌とわたしの舌を見比べてみてください。・・・。
お客様の舌は厚みがあり、舌苔が白く、歯型がついていますね。
・・・ああ!そうですね。
・・・舌を見て、何かわかるのですか?お客様のような舌の場合、水分代謝が悪いということがわかります。 中医学には「水毒」という言葉があります。
ビールや冷たいものをたくさん摂取すると、胃の中に水が溜まり、胃の働きが弱くなることがあります。
その結果、消化機能が低下し、水分代謝が悪くなるのです。
花粉症に当てはめれば、余分な水分、つまり鼻水ということになります。他に悪い症状がないようですので、まずは今の症状を緩和する漢方薬が良いですね。
それから、食生活の乱れや不摂生は良くありません。
漢方薬を飲んでいるからといって、ビールの飲みすぎは良くありませんよ。それは困ったなぁ。(苦笑) その三日後、お客様が再度ご来店。「あの薬すごく効いたよ!楽になった!」と、ご報告を頂きました♪ 正しく用いれば、漢方薬はOTC薬に負けず劣らずですが、それぞれのタイプにより薬が違います。
●さて、あなたはどのタイプの花粉症ですか?●
わきの下に汗がない場合
(直接わきの下に触れてサラサラとして湿り気を感じない状態)Aタイプ 足が冷え、朝顔がむくむ(まぶたのあたりがはれぼったい)、尿不利(尿の回数、量少ない) Bタイプ 手足が冷える、顔面蒼白(寒そうに見える) Cタイプ 首筋が張る(首筋を手でつかまれている感じ) Dタイプ 顔が赤くなる、目・鼻が赤い わきの下に汗をかく場合
(直接わきの下に触れて湿っている状態)Aタイプ 寒気がしてマスクをしていると楽 Bタイプ 汗かき、息切れ、疲れやすい、痰なし Cタイプ 尿不利(尿の回数、量少ない)、むくみがある Dタイプ 足が冷え、顔がのぼせて赤い(ほほのあたりがほてる感じがある) Eタイプ 胃のあたりが冷たい、手足が冷たい、冷えると尿が近い Fタイプ 口が渇いて冷たいものを飲む、手のひらが暖かい、便が硬い、便秘 Gタイプ 膝が冷たい、長い時間じっとしているのがつらい、夜間排尿2回以上 Hタイプ 天気が悪いとからだが重だるい、痰が多い、鼻水はベタベタ、朝顔や手がはれぼったい Iタイプ 生理時に悪化、痰多く、顔がむくむ、めまい 漢方薬による花粉症対策は、個々の症状により異なりますので自分のタイプにあった漢方薬を選ぶことが大切です。
●花粉症に用いる漢方薬 いろいろ●
発症時 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、桂枝湯(けいしとう)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)、真武湯(しんぶとう)、銀翹散(ぎんぎょうさん)、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)、ノーザ、など。 体質改善(強化) 八仙丸(はっせんがん)、八味地黄丸(はちみじおうがん)、麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)など。 花粉症にかかっている方は、症状が出る前からの予防も大切です。
皮膚や粘膜のバリア機能を強化する 防御力を高める 衛益顆粒
(えいえきかりゅう)益宝
(イーパオ) 【第2類医薬品】 【健康食品】日常生活の中では、外出時はマスク、花粉症用のゴーグル、眼鏡等の装着。 家に入る前は、服についた花粉を払うなどして、花粉の侵入を防ぐことも必要です
また、バランスのよい食事を摂り不摂生をしないよう心がけることも大切です。
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