美肌漢方
アトピー性皮膚炎、湿疹、じんましん、大人ニキビ、不安定なお肌、敏感肌、お肌のトラブルも対処法も様々ですが、根本的な解決に至らない場合、是非漢方をお試しになってみてください。
中医学(中国漢方)では【皮膚は内臓の鏡】といいます。
お肌に症状がある場合、内臓のどこかで問題が起きており、その問題を解決することで、美しく健康なお肌を取り戻すことが出来ると考えます。
五臓とお肌の関係
五臓 お肌と症状 肝 顔色が青白い、爪に艶がなく割れやすい
しみ・たるみ、湿疹、ニキビ、吹き出物
疲れ目や充血など目に症状が表れやすい脾胃 顔色は白または黄色っぽい、頬がやつれ、目の下がたるむ
湿疹、アトピー性皮膚炎、むくみ
口の周りにボツボツ、唇が荒れるなど、口に症状が表れやすい。心 顔色は赤っぽくて、艶がない
舌がザラザラ、荒れやすい、など舌に症状が表れやすい肺 顔色は白っぽく乾燥肌で艶がない
じんましん、ニキビ
アレルギー性鼻炎など、鼻に症状が表れやすい腎 顔色は黒ずんでいる
シワ、たるみ、白髪、抜け毛
耳鳴り、聞こえにくいなど、耳に症状が表れやすい
気・血・津液・・・バランスこそ全て
五臓、つまり体のなかの不調和は気・血・津液のバランスを崩します。体に必要な栄養素である血と津液(しんえき:血以外の体液)を消化吸収して体のすみずみに届ける役割を担うのが気(生命エネルギー)です。
美しいお肌の基本は気・血・津液の調和であり、いずれかが不足していたり、流れが滞っていたりするとスキントラブルにつながります。
内側からの自然の力によるスキンケアは、必然的に健康的であり、気になる他の症状などの改善にもつながります。
そこで、問題が発生している臓(肝・脾・心・肺・腎)を見つけ出し漢方薬や生活養生、食養生などで対応することで、気・血・津液のバランスを整えていきましょう!
お肌は何でできている?
お肌は何でできていると思いますか?
お肌は食べ物から作られます。
食べたものがそのままお肌に影響するといってもいいくらいです。世界三大美女は楊貴妃(ようきひ)、クレオパトラ7世、ヘレネ(ギリシャ神話、トロイア戦争の火種)ですが、近代中国で美女といえば、国民革命軍により棺を開けられるその瞬間(死から20年後)まで「まるで生きているかのような艶々の黒髪、弾力のある肌」であったという西太后(せいたいごう)が有名です。
西太后(せいたいごう)は、当時の平均寿命がおよそ45歳であったのに対し74歳まで生き、また死の寸前まで意識がはっきりしていて、髪も艶やかに黒く、白い肌にはシミひとつなかったと伝えられています。
西太后が生薬を活用した漢方風呂や薬膳料理を好んでいたことは広く知られており、美と若さの秘訣は食にあると知っており実践していました。
習慣性流産に悩まされていた時は阿膠(あきょう:ロバの皮を加工したコラーゲン、にかわ)を飲み、無事に同治帝を産んだと言われています。西太后(せいたいごう)は更年期も阿膠(あきょう)で健康と美を保ったといわれており、楊貴妃もまた美容のために阿膠を飲んでいたといわれています。(※婦宝当帰膠には阿膠が含まれています)
決して食を疎かにせず、また漢方の知恵をフル活用していた西太后。健康美の良い手本とされています。
しっかり根元から対策し、美しいお肌を目指しましょう♪
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