体質改善で「花粉症」対策
日本気象協会の2017年春の花粉飛散予測では
「2月上旬に九州北部や中国・四国・東海地方の一部から花粉シーズンがはじまり、3月には各地で飛散ピークを迎える見込み」とのこと。
また、
「九州・四国・近畿・東海地方では高温・多照などの花芽が多く形成される気象条件がそろったため、多くの地域で花粉の飛散数は例年を上回り、前シーズンよりも非常に多い予想です。北陸・中国地方では前シーズンより多く、例年並みの飛散数でしょう。」とのこと。
関東から東北、北海道では例年より少なめだそうです。
ここ山梨は例年より多いそうです…
すでに2月の中旬。ちほら花粉症の症状が出ている人を見かけます。
どれだけ花粉が飛んでいても全然症状が出ない人がいたり、
症状が軽い人、重い人がいたりするのはどうして?
花粉に対する抵抗力が違うからです。
漢方では、花粉症の症状が強く現れる人は「衛気不足」の体質になっていると考えます。
「衛気」というのは「バリア」のようなもの。
「免疫力」と考えればわかりやすいでしょうか。
そのため、「衛気」が充実していれば花粉の影響を受けにくく、花粉症を起こしても症状を軽く抑えることができます。
反対に「衛気」が不足していると、体が花粉の影響を受けやすい状態に。
「一度花粉症になるともう治らない」と思っている方が殆どですが、
漢方で体質改善し、花粉に負けない強い体を作っていくことは可能です。
実際、「しばらく漢方薬を飲んでいたら、まったく花粉症の症状が出なくなった」という方もいるんですよ。
漢方薬はそれぞれの方にあったものを選んでいきます。
まずはご相談ください
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簡単にできる花粉対策
○ バランスのとれた食生活をこころがける
○ 新鮮な野菜を毎日たっぷりとる
○ 冷たいものを摂りすぎない
○ アルコール、糖分、塩分、油などは控える
○ 睡眠をしっかりとる
○ 朝の太陽を浴び、深呼吸する
○ 外出時はマスクやメガネ、帽子などを着用する
○ 帰宅時は家に入る前に衣服に付いた花粉を払い落とす
○ 帰宅したら、うがい、手洗いを忘れずに。(シャワーも効果的)
○ 洗濯物は室内に干す
など
できることからやってみましょう
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