睡眠と妊娠力
妊娠力を高めたい!!という方にとって、睡眠はとても大切なこと。
寝ている間、わたしたちの体はとても大切な仕事をしています。例えば、壊れたり古くなった細胞を再生したり、日中の疲労を回復したり、と体全体のメンテナンスをしています。妊娠しやすい体づくりは、健康で元気な体をつくることですので、メンテナンスを邪魔してはいけません。
大脳もまた新たに活動するために休息をとりながら、日中の情報を必要なものと不要なものに分けて整理したり、記憶をしたりしています。
睡眠がしっかりとれていないと、イライラしたり情緒不安定になります。ただでさえストレスを感じやすい妊活中は、大脳もしっかり休ませてあげましょう。
睡眠中ホルモンいろいろ
睡眠中に分泌されるホルモンについてまとめてみました。
成長ホルモン
発育期の子どもの成長
お肌の新陳代謝
組織、細胞の修復
疲労回復
コルチゾール
別名、ストレスホルモン
睡眠中に脂肪を燃やしてエネルギー供給
起床後のストレスに備えている
メラトニン
脈拍、体温、血圧を低下させる
睡眠と覚醒のリズムを調整する
太陽光を感知してからおよそ15時間経過後に分泌される
加齢とともに分泌量が少なくなる
レム睡眠とノンレム睡眠
眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠があります。レム睡眠のレムは急速眼球運動(Rapid Eye Movement:REM)の意味で、眠っていますが目がキョロキョロと動く急速眼球運動がみられる浅い眠りのことです。
レム睡眠中、体は休んでいますが、脳は必要な情報と不要な情報を分けて記憶する作業中で、夢を見るのもレム睡眠中と考えられています。
ノンレム睡眠は、レムでない睡眠という意味で深い眠りのことです。ノンレム睡眠中は体も脳もお休みしています。ノンレム睡眠は4段階に分類されていて、浅い眠りのほうが1~、となっています。
寝はじめの方がノンレム睡眠が長く、起きる時間になって短くなります。寝はじめに3時間ノンレム睡眠を取るとかなりスッキリするのは、熟睡感が得られているからなのです。
ホルモン分泌が活発になるのが、ノンレム睡眠中ですから、ぐっすり寝て、たっぷりホルモンを分泌させたいですね。
ちなみに、健康な男性はレム睡眠中に勃起します。朝立ちもそのひとつですね。
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