いつか妊娠したい貴女へ
妊娠・出産は女性にしかできない特別なこと。
今はやりたい事があるけど、結婚したいパートナーにめぐり会えていないけど、仕事が楽しくて無理だけど・・・。
いつかは妊娠したいと思っています!
という女性へ、是非知っておいて頂きたいことがあります。
いつまでも同じではない
人間は緩やかなようでいて、実はきっちりと変化をしていく生きものです。体調もいつまでも同じというわけにはいきません。
中医学の基礎の考え方となる、古典【黄帝内経(こうていだいけい)~素門:上古天真論】では、女性は七の倍数、男性は八の倍数で変化を迎える、と記されています。+-1~2の個人差はありますが、この変化の流れに大きなゆがみはありません。
7歳・・・腎気が盛んになり、乳歯から永久歯に抜けかわる。
14歳・・・天眞の気が降りて生理がはじまる。
21歳・・・親知らずが生え、心身ともに整う。
28歳・・・腎精のピーク、筋骨や髪が豊かになる。
35歳・・・陽明脈が衰え始める、髪が抜け始める。
42歳・・・太陽、陽明、少陽の三陽の脈が衰え、しわ、白髪が増える。
49歳・・・任脈が虚して太衝脈が衰え、天癸尽き、閉経を迎える。
こんな変化に要注意!!
生理がくる周期が乱れはじめた
生理に血の塊がまじるようになった
おりものの量や匂いが気になるようになった
以前よりも生理痛がひどくなった
冷えやすくなった
疲れやすくなった
今から気をつけたい生活習慣
「いつか妊娠したい」と思っているなら、以下のような生活習慣を改善しておきましょう。
食に無頓着
人間の生命活動の主なエネルギー源は食べものです。
食べものに無頓着で、ファストフードや冷凍食品、外食、コンビニ食などに頼ってばかりいたり、食べないダイエット、単食ダイエットなど、栄養のバランスを無視した食生活を続けていると、心身のバランスも崩れていきます。
季節の旬のものを、温かい状態で、自分でお料理して頂きましょう。
ポイントは「プラスワン」です。例えば肉じゃがに黒ごまをプラスしたり、ミートソースにゆり根をプラス(ゆり根はひと欠けずつはがして水洗い後、600Wレンジで1分チンするとホカホカに)したり、いつものおかずに何か1つプラスすることで栄養バランスもUPします。毎日は難しくても、自分の為に自分で料理することで、心身のバランスも整い、心も豊かになっていきます。是非お試しください。
冷えに無頓着
女性に多い冷え性、何故冷え性になってしまったのか、その原因はひとりひとり違いますが、食生活(冷たいものの飲み過ぎ・食べ過ぎ、生ものや白砂糖も体を冷やします。またダイエットや栄養の偏りなども含みます)・エアコンの多用・運動不足で筋肉量減少・自律神経の乱れなどが挙げられます。
おなかを触ってみてください。おなかが冷たい、ということは冷えは子宮にまで及びます。
子宮は冷えを嫌います。
赤ちゃんを授かり育む子宮が冷えていると、なかなか難しいですね、ということになります。中医学では冷えは血虚・気虚・おけつ・腎虚の4タイプに大きく分けて考えます。冷え性の方はしっかり治しておきましょう。
ストレスを解決できていない
「いざ妊活を!」となった時に直面する大きなストレス。
するっと簡単に妊娠・出産・・・と思っていたら、どうして?なにがいけなかったの?・・・となった時に、メンタルセルフケアを上手に行えるかどうかは非常に重要な問題となってきます。
まず、自分の好きなこと、夢中になれることを見つけておきましょう。
最低でもひとつ、出来ればふたつみっつ、あると良いですね。ストレスを上手に解消できる人になっておくこと、ストレスに強い心を養っておくこと、とても重要なことです。しかし、どうしても難しい・・・という方もあきらめなくて大丈夫です。実はストレスを解消できる漢方薬もあるのです。詳しくは新海薬局までご相談ください。
タバコとお酒
小学2年生のお子さんがいるお客様が、先日小学校の保健の授業参観で、感慨深く思ったというお話をお伺いさせていただきました。
「赤ちゃんはどうやって生まれてくるのか」
という授業で、先生の手づくり子宮模型を使って、「赤ちゃんはお母さんのおなかの中にある子宮で少しづつ大きくなって、おまたから産まれてくる」というお話だったそうです。
最後のほうで「・・・だからお母さんは、みんながお母さんのおなかの中で大きくなる間、タバコも大好きなお酒も、がまんして、やめているんだよ。そして赤ちゃんの栄養バランスも考えて、大嫌いなピーマンも、苦手なお魚もがんばって食べたんだね。だからみんなはこんなに元気に生まれてきたんだね。」というお話になったそうです。
子どもたちは自分の母を振り返りながら「本当に?タバコもお酒も飲まなかった?」と聞く子、「ママ、がんばってえらかったね」と笑顔になる子、「ママ、ありがとう」という子、そして、母親たちは赤ちゃんを産んだ時のことを思い出して涙ぐむ人も多かったということでした。
元気な赤ちゃんを産みたいなら、タバコもお酒も出来ればやめられると良いですね。やめられなくても、少しづつ減らしていくことで、あらゆる病気のリスクを軽減できることも期待できますね。
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