基礎体温表のススメ
基礎体温表は、女性のからだの状態を知るうえで、とても参考になるものです。基礎体温とは、6時間以上の睡眠のあと、安静のままで測った体温の事です。毎日、基礎体温を記録してグラフにしたものが基礎体温表です。
理想的な基礎体温表
・ 二相性に分かれている
・ 月経は5~7日くらい
・ 高温期が12~14日
・ 1~2日で高温期へスムーズに移行する
・ 低温期と高温期の差が0.3~0.5℃
・ 低温期は月経日も含めて14日くらい
高温期が短いタイプ
黄体機能不全、軽度の排卵障害などが考えられます。
・ 高温期の日数が12日未満(12~14日が理想)
高温期への移行が長すぎるタイプ
黄体機能不全、排卵障害、高プロラクチン血症などが考えられます。
・ 高温期への移行が長い(3日以上かかってダラダラ上がる)
・ 高温期への移行が長い(上下しながら3日以上かかる)
高温期が不安定なタイプ
黄体機能不全が考えられます。
・ 高温期の途中で体温が下がる
高温期が低いタイプ
黄体機能不全が考えられます。
・ 低温期との差が0.3℃未満(0.3から0.5℃が理想)
高温期が高すぎるタイプ
ホルモンのバランスが悪く、過剰な熱が身体にたまっているため着床しにくいことが考えられます。
・ 高温期と低温期の差が0.5℃をこえる(0.3~0.5℃が理想)
波動が激しい(上下の幅が大きい)タイプ
ストレスが多い、またはプロラクチンが高いことなどが考えられます。
・ 低温期・高温期ともジグザクで、0.2℃以上の差がある。
高温期がないタイプ
まずは排卵を促し、卵巣の働きを活発にさせることが大切です。
・ 一相性
・ 無排卵、あるいは無月経
基礎体温表はこちらからダウンロードできます。
左のイラストか、この行をクリックすると、
別窓で基礎体温表PDFが開きます。
どなたさまもご自由にご利用くださいませ。
(※再販・再配布は禁止です)
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