妊娠力を高めたい ~その3
基礎体温表
ご自分の身体を知るために、先ずは基礎体温がどうなっているか、測ってみましょう
基礎体温とは?
身体を動かしたり、食べたり飲んだり、物を考えたり思ったり・・・これらは体温を変化させます。このような体温変化部分を取り除いた体温が基礎体温です。
通常、朝目ざまたばかりの時の体温を言います。
基礎体温の測り方
1.婦人用体温計を用意する(水銀体温計がおすすめ)
2.最低5時間は眠ったあとに測る
3.朝目覚めたとき、身体を動かす前に測る
4.脇で計らず、口腔内で測る
2.低温と高温の差があまりない1相性ですか?
3.犬の歯のようにガタガタになっていますか?
4.低い体温は何度くらいですか?
5.高い体温は何度くらいですか?
6.低温期と高温期の差は?(0.3度以上あるのが普通です)
7.低温期は14~15日ありますか?
8.高温期は12~14日ありますか?
注意
基礎体温表には、体温のほかに、月経、月経以外の出血、おりもの、発熱、嘔吐や下痢等の体調不良などの情報も書いておきましょう。
また、月経血の量・色、おりものの量・色も書いておくとよいでしょう。
基礎体温表から読み取れること
1.卵巣の状態をするための指標となる、卵胞の成長の具合がわかります
2.排卵の有無がわかります
3.毎月のパターンから排卵日が測定でき、タイミングが取りやすくなる
(周期が安定してくると、オリモノの状況と体温から排卵日が予測できます)
4.黄体機能不全の有無が分かる(高温期が10日以上必要)
高温期の体温の高さ、維持期間によって、黄体機能の状況がわかります。
5.不正出血の原因を推測できる
不正出血の時期により、排卵期出血、黄低機能不足、卵胞ホルモン不足、
初期流産の状況が予測できます。
6.妊娠の読みが出来る
基礎体温表からは上記のように、いろいろなことが読み取れますが、絶対的なものではありません。
冷え性、イライラ、不眠等の身体の状況、季節、飲食物によっても変わってきます。
朝は眠くて測るのも面倒に感じるかもしれませんが、あまり神経質にならずに、楽しんで基礎体温表をつけてみて下さいね
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